
今回はミニバンの2020年上半期の売上げランキングをご紹介しながら、各ミニバンのおすすめポイントを解説していきたいと思います。
ミニバンを2020年上半期の売上げ台数を元にランキング形式でご紹介いたします。売上げ1位を獲得したのはどの車でしょうか?
目次
ミニバンとは!?

ワンボックスの3列シートがある車というとらえ方がいいと思います。3列目シートをアレンジして荷室を広く利用して家族と出かけたり、3列目シートをそのまま使い大人数で出かけたりといった幅広い使い方が可能です。
このようにミニバンは利便性にすぐれ、実用的なのが特徴です。1台の車を目いっぱい活用できますので、ご家族や大人数で出かけられる方にはミニバンはおすすめですよ。
アメリカのフルサイズの大きさのバンと比べてそれよりも小さい車をミニバンといいます。特に定義はないですが、比較的室内が長く室内の高さもある車種で、普通は6人乗り以上のものを指します。
ミニバンに似たタイプの軽自動車はトールワゴンと呼ばれることが多いですね。
2020年ミニバン売上げランキング(2020年上半期)は!?

ミニバン全体(SSサイズからLサイズまでのミニバン)の2020年上半期の売上げランキングを見ていきたいと思います。Lサイズのミニバンは3ナンバーサイズの車です。では、売上げ10位から1位までを見ていきましょう!
10位 三菱 デリカD:5(3ナンバーサイズ:Lサイズのミニバン)

引用元:MITSUBISHI MOTORS https://www.mitsubishimotors.co.jp/lineup/delica_d5/special/exterior/

引用元:MITSUBISHI MOTORS
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/special/snap/

引用元:MITSUBISHI MOTORS
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/jasper/
- Lサイズのミニバン
- 現在はガソリンエンジンモデルは生産されておらず、ディーゼルエンジンのみ
- オフロードの走行に強い
- 予防安全技術 三菱 e-Assistを搭載している
- GOOD DESIGN AWARD 2019 を受賞
ミニバンなのに、オフロードの走行が得意というユニークな存在。アウトドアを楽しむのにはもってこいです。外観は力強いイメージのデザインで、インテリアは高級感があるのが特徴!
9位 トヨタ ヴェルファイア(3ナンバーサイズ:Lサイズのミニバン)
引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/vellfire/gallery/?padid=from_vellfire_feature_gallery_detail_exterior#exterior

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/vellfire/gallery/?padid=from_vellfire_feature_gallery_detail_exterior#exterior

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/vellfire/gallery/?padid=from_vellfire_feature_gallery_detail_exterior#exterior
- Lサイズのミニバン
- トヨタ アルファードとは兄弟車
- 外観、内装ともにとても高級感あふれるデザイン
- 3列目シートは左右に跳ね上げて格納できる
- 床下にたくさんの荷物を収納できる
- 走行性能に非常にすぐれている
- 事故予防安全技術である衝突回避支援パッケージ・Toyota Safety Senseの他に様々なシーンに対応した安全装備システムを搭載している
お客様のおもてなしにも十分対応できるミニバンという印象。トヨタの高級車の名に恥じない外観と性能を併せ持っていますね。
8位 トヨタ エスクァイア

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/esquire/

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/esquire/gallery/?padid=from_esquire_feature_navi-menu_gallery

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/esquire/gallery/?padid=from_esquire_feature_navi-menu_gallery
- Mサイズのコンパクトミニバン
- ヴォクシーやノアに比べて高級感のあるデザインがポイント!
- 内装はラグジュアリーな感じの仕上がりになっている
- ステップ高は360mm!
- 事故予防安全技術である衝突回避支援パッケージ・Toyota Safety Senseを搭載している
ステップ高が低めでお子さんやご高齢の方の乗り降りを楽にしてくれているので安心。Mサイズのミニバンの中では小さ目ですね。
7位 ホンダ ステップワゴン

引用元:HONDA https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/type/

引用元:HONDA https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/wakuwakugate/

引用元:HONDA https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/wakuwakugate/
- Mサイズのコンパクトミニバン
- 「わくわくゲート」というのがあり、後ろのドアを横に開けることができて、縦にも開けることができる!
- 横に開けることで駐車場などの狭いスペースでも荷物の出し入れが楽になる
- 3列目シートを床下に収納することができる「マジックシート」があり、荷室として利用できる空間が多い
- さらに2列目シートを上げれば車中泊に便利で、アウトドアも楽に!
- Honda Sensing という安全運転支援システムを搭載している
「お子さんがいて親御さんと同居されている」などといった大人数で利用される方は車内が広めのステップワゴンがおすすめ。
車中泊をされる方やアウトドア(キャンプや釣りやサイクリング)を楽しみたい方にはシートのアレンジ次第で座席のない空間を広く作り出せるので何かと便利な作りです。
6位 トヨタ ノア

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/noah/

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/noah/gallery/?padid=from_noah_feature_ft-design-1_detail#des-ext

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/noah/gallery/?padid=from_noah_feature_ft-design-1_detail#des-ext
- Mサイズのコンパクトミニバン
- 兄弟車のヴォクシーとは対照的に優しいイメージのデザイン
- 7人乗りでは、シートを移動させると荷室として広く使用できるほか、家庭用の100Vコンセントが設置されている(2か所)
- 事故予防安全技術である衝突回避支援パッケージ・Toyota Safety Senseを搭載している
- ステップ高は360mm!
エスクァイアと同じくステップ高が低めで、お子さんやご高齢の方の乗り降りを楽にしてくれているので安心。Mサイズのミニバンの中では小さ目ですね。家族で乗れるミニバンというイメージ!
5位 トヨタ ヴォクシー

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/voxy/

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/voxy/gallery/?padid=from_voxy_feature_navi-menu_gallery

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/voxy/gallery/?padid=from_voxy_feature_navi-menu_gallery
- Mサイズのコンパクトミニバン
- ノアとエスクァイアとは兄弟車!
- フロントマスクのデザインから分かるように力強いイメージが打ち出されている
- ステップ高は360mm!
- 事故予防安全技術である衝突回避支援パッケージ・Toyota Safety Senseを搭載している
- バックドアの開口部が低いので、大きな荷物を出し入れしやすい
バックドアから大きな荷物を出し入れしやすいことから、アウトドアにも適しているというのがポイント!力強いデザインなので男性が乗りやすいかも。
4位 日産 セレナ

引用元:NISSAN https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/exterior.html

引用元: NISSAN https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/interior/luggage.html

引用元: NISSAN https://www2.nissan.co.jp/SP/SERENA/ARTICLE05/
- Mサイズのコンパクトミニバン
- 3列目シートの足元にもゆとりがあり、のびのびと過ごせる
- 車内の空間がとても広いのが特長で、ミニバンで一番の広さを誇る
- 従来の360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)に加え、新たにインテリジェントFCW(前方衝突予測警報ー玉突き事故防止)を標準装備している
「お子さんがいて親御さんと同居されている」などといった大人数で利用される方には、コンパクトミニバンの中で車内が一番広いセレナがおすすめ!
3位 トヨタ アルファード(3ナンバーサイズ:Lサイズのミニバン)

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/alphard/gallery/?padid=from_alphard_feature_gallery_detail_exterior#exterior

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/alphard/gallery/?padid=from_alphard_feature_gallery_detail_exterior#exterior

引用元:TOYOTA
https://toyota.jp/alphard/gallery/?padid=from_alphard_feature_gallery_detail_exterior#exterior
- Lサイズのミニバン
- トヨタ ヴェルファイアとは兄弟車
- ダイナミックで高級感あふれる外観
- ラグジュアリーなデザインと質感で快適な時間を過ごせるインテリア
- 3列目シートは左右に跳ね上げて格納できる
- 床下にたくさんの荷物を収納できる
- 走行性能に非常にすぐれている
- 事故予防安全技術である衝突回避支援パッケージ・Toyota Safety Senseの他に様々なシーンに対応した安全装備システムを搭載している
ヴェルファイアと同様に、お客様のおもてなしにも十分対応できるという印象。車内に一歩足を踏み入れるとラグジュアリーな空間にとても満たされた気分になれそう!
ヴェルファイアと同じく、トヨタの高級車の名に恥じない外観と性能を併せ持っていますね。
2位 ホンダ フリード

引用元:HONDA https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/type/type/

引用元:HONDA https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/type/type/

引用元:HONDA https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
- SSサイズのコンパクトミニバン
- SSサイズのコンパクトミニバンにしては3列目も広く余裕を持って大人が座れる
- シートの間隔がより広く設定されている
- ご高齢の方の送迎は、助手席が回転して車外にせり出す「助手席ターンシート車」や2列目助手席が回転して車外にせり出す「サイドリフトアップシート車」が便利
- かなりの低床フロアになっており、お子さんやご高齢の方の乗り降りが楽
- ステップ高(乗り込み高さ)は330mm!
- Honda Sensing という安全運転支援システムを搭載している
小さいお子さんやご高齢の方を乗せられる方は、かなりの低床フロアで乗り降りが楽なフリードが安心!小回りが利くSSサイズのフリードは運転が苦手な方にもおすすめ。
経済的な価格設定になっていますが、燃費を考えますとフリードのハイブリッド車がおすすめです。
車いすに乗られていないご高齢の方を送迎などで乗せられる方は、フリードの「助手席ターンシート車」はいかがでしょうか!?
1位 トヨタ シエンタ

引用元 :TOYOTA
https://toyota.jp/sienta/gallery/?padid=from_sienta_feature_ft-design-1_detail#des-ext

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/sienta/feature/?padid=from_sienta_top_feature_3#ft-design

引用元:TOYOTA https://toyota.jp/sienta/gallery/?padid=from_sienta_feature_navi-menu_gallery
- SSサイズのコンパクトミニバン
- 経済的な価格設定
- ご高齢の方の送迎はウェルキャブシリーズの福祉車両(車いす仕様車)の中の助手席が回転して車外にせり出す「助手席回転チルトシート車」が便利
- 3列目シートはシアターレイアウトになっており、ヒップポイントが高い
- 3列目を荷室として使えば、大きなものも収納できる
- かなりの低床フロアになっており、お子さんやご高齢の方の乗り降りが楽
- ステップ高(乗り込み高さ)は330mm!
- 事故予防安全技術である衝突回避支援パッケージ・Toyota Safety Senseを搭載している
2020年上半期ミニバン売上げランキング1位はトヨタ シエンタでしたね!
小さいお子さんやご高齢の方を乗せられる方は、低床フロアで乗り降りが楽なシエンタが安心!お手頃価格ですが、燃費はシエンタのハイブリッド車が一番いいですよ。小回りが利くSSサイズのシエンタは、運転が苦手な方にもおすすめ。
車いすに乗られていないご高齢の方を送迎などで乗せられる方は、助手席のシートが回転して外にせり出すことで乗り降りが楽になる、シエンタの福祉車両の「助手席回転チルトシート車」はいかがでしょうか!?
ミニバンの特長を比較検証

それぞれの車の特徴を比較検証!
【燃費がいいミニバンを比較検証】
1位 トヨタ シエンタ(ハイブリッド) 28.8km/L (JC08モード) 22.8km/L (WLTCモード)
2位 ホンダ フリード (ハイブリッド) 25.2-26.0km/L (JC08モード) 19.8km/L (WLTCモード)
3位 ホンダ ステップワゴン(ハイブリッド) 25.0km/L (JC08モード) 20.0km/L (WLTCモード)
【価格が安いミニバンを比較検証】
※最低価格(税込)
1位 トヨタ シエンタ:180万円~
2位 ホンダ フリード:199万円~
3位 トヨタ ノア:255万円~
【小回りが利くミニバンを比較検証】
※最小回転半径(小回り)
1位 トヨタ シエンタ、ホンダ フリード・・・5.2m
3位 ホンダ ステップワゴン・・・5.4m
※SSサイズのものが小回りが利いて運転が楽!
【小さいミニバンを比較検証】
※最小モデルの数値。[ボディサイズ:全長×全幅×全高]
1位 トヨタ シエンタ:4260mm×1695mm×1675mm
2位 ホンダ フリード:4265mm×1695mm×1710mm
3位 トヨタ ノア、エスクァイア:4695mm×1695mm×1825mm
ミニバンの特徴をそれぞれ説明させていただきました。こうして見てみますとシエンタとフリードはライバル関係にあるという感じですね。
2020年上半期ミニバン売上げランキング1位のシエンタはなるべく気軽に利用しやすいように色々な工夫がなされていて、1位は納得!という感じですね。
コンパクトミニバンとは!?

コンパクトカーのサイズは5ナンバーサイズです。
5ナンバーサイズの車は下表のサイズ・容量のもの。これを超えると3ナンバーサイズです。
サイズ・容量(mm・cc) | 5ナンバーサイズの車 |
全長 | 4700mm以下 |
全幅 | 1700mm以下 |
全高 | 2000mm以下 |
排気量 | 2000cc以下 |

引用元:Line Up https://www.lineup-car.com/blog/6343.html
ミニバンはSSサイズ、 Mサイズ、 Lサイズがあります。
コンパクトミニバンというのは、ミニバンのSSサイズとMサイズのもの。
コンパクトミニバンは5ナンバーサイズの車。
Lサイズのミニバンは3ナンバーサイズです。
【メーカー・サイズ別のミニバン】
メーカー | SSサイズ | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ |
ホンダ | フリード | ステップワゴン | ||
トヨタ | シエンタ | ヴォクシー
ノア エスクァイア |
アルファード
ヴェルファイア |
|
日産 | セレナ | |||
三菱 | デリカD:5 | |||
スズキ | ランディ |
※スズキ ランディはセレナのOEM車。OEMとは他社の車を自社で販売すること。
2020年コンパクトミニバン売上げランキング(2020年上半期)

「2020年コンパクトミニバン売上げランキング(2020年上半期)」は、日本自動車販売協会連合会の2020年上半期販売台数(1~6月)を参考にさせていただきました。
8位 スズキ ランディ
7位 トヨタ エスクァイア
6位 ホンダ ステップワゴン
5位 トヨタ ノア
4位 トヨタ ヴォクシー
3位 日産 セレナ
2位 ホンダ フリード
1位 トヨタ シエンタ
【ミニバンおすすめ2020】売上げランキング1位のミニバンは?|まとめ

2020年上半期のミニバンの売上げランキングを元に、ミニバンをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか!?売上げランキング1位はトヨタ シエンタでした。1位になった理由は『利便性にとても優れているコンパクトミニバン』だからかなと思いました。
おすすめしたいミニバンは、利用される方のご希望の条件により合う車が違ってくると思いますので、今回紹介させていただいた全ての車になります。
売上げランキングや人気ランキングに関係なくそれぞれの車の特長を比較検証されて、ご自身の状況に適したミニバンを選ばれるといいかと思います。
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