【瑛人】とは?彼の歌う「香水」の人気とプロフィールを徹底解剖!!

YouTube 香水 / 瑛人 (Official Music Video)より引用

「YouTube」で「瑛人」、「香水」と検索して流れてくる動画を見ました。スツールに座った穏やかな笑顔の男性が静かに歌い始めると同時に、後ろで独特なダンスを披露する女性。何とも印象的なイメージ。

その歌っている男性がどうやら「瑛人」さんのようです。ノスタルジックなアコースティックギターの音色と共に歌い出す感じがとても穏やかな時間と空間を与えてくれる、それが「香水」という楽曲のようですね。

彼のやさしそうな笑顔に好印象を持ち、その笑顔に合う落ち着いた印象の歌声を耳にしながら、どんな歌なんだろうと聞き及んでいると、「♫別に君を求めてないけどっ♪横にいられると~思い出すっ♬きみのドルチェ&ガッバーナ~のその香水のせいだよ~♪」という印象的なサビが、ほんの少しびっくりさせられました。

今回は、そんな独特な歌詞が特徴の「香水」が大ヒットして全国的に有名になったシンガーソングライター「瑛人」さんについて、その経歴やプロフィールなどをお伝えしていきます。とても印象的な「瑛人」さん、どんな人なのでしょうか~気になりますね。

瑛人とは?

画像
ラム肉ッ*のラムちゃん&アグネスラムッちゃん(*^ー^)ノ♪ with~ ☆kt☆friend”s☆@rM1lowp9pCBKs7Z(https://twitter.com/rM1lowp9pCBKs7Z)より引用

 

この瑛人さんが歌う「香水」という曲。印象的なサビの部分を通り越してさらに聞き及んでいくと、「♪でも、見てよ、今の僕を~♫クズになったぁぼくを~♪」と、とても自虐的な内容。

サビの部分も含めて、個人的には、「そんなに自分を責めなくても~。無気力にならなくても~。君を求めてあげて~。」という感想でしたが、このとても印象的な歌詞が多くの人たちの共感を呼んで、ヒットチャート1位に上り詰めるまでに至ったようです。

まあ、あくまでも歌詞であって、瑛人さんの人格、思想などとは関係ないかもしれませんが、この歌詞だけを見ると、いささか自虐的?ただ、彼のこの穏やかでほっとするような笑顔を見ていると、きっと敢えて~かな?という印象でしょうか。

加えてこちら、個人的には後ろで舞踏芸術さながらに踊る女性が表しているダンスもまた、高尚すぎて理解できずに目が釘付けになってしまいました。こちらもとても印象的であったのも知名度の上昇に一役買ったような気もします。

瑛人がシンガーソングライターを目指したきっかけとその経緯

写真無料画像AC(https://www.photo-ac.com/)より引用

そんな瑛人さんがシンガーソングライターになろうと思ったきっかけは、高校の同級生がダンサーを目指していた姿にインスパイアされたからのようです。

瑛人さんはもともとシンガーソングライターになりたかったようですが、芸術の分野で有名になるのはなかなかむずかしいですね。彼もそんなことを思っていたのかもしれません。

しかし、この同級生の夢に向かってトライし続けていく姿勢が、彼の弱気になっていた心を解き放したのでしょう。良い影響を与え合ってこその人間関係、瑛人さんが早い時期にそんなすばらしい人間関係を築けたこと、そして、そんな有能な友人を持ったことは宝物ではないかなと思います。

※インスパイア(定義:ラテン語の「in-(中へ)」+「spirare(息、息吹)」から、(思想や生命などを)吹き込んだり、感化、啓発、鼓舞、または奮い立たせたり、ひらめきや刺激を与えたりすること。 )

クリント・イーストウッド監督の「ジャージーボーイズ」

bsp-static.playbill.com/dims4/default/a66da3d/2...

Playbill(https://www.playbill.com/)より引用

また、瑛人さんがシンガーソングライターを目指したもう一つの理由は、クリントイーストウッド監督が手掛けた実話をもとにした映画「JERSEY BOYS」の影響もあったようです。

わたしもこの映画は観ました。実話ということもあり、いたく感動したものです。

※「JERSEY BOYS」は、1960年代のアメリカ、『君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You )』で爆発的大ヒットしたアカペラバンド「フォー・シーズンズ」の物語をもとに映画化されたものです。「フォー・シーズンズ」は1990年にロックの殿堂入りを果たしています。

「香水」という楽曲がヒットした、そのいきさつ

Image

Twitter ももリンピック公式さん(https://twitter.com/momorinpyc)@@momorinpycさんより引用

さて、そんな瑛人さん、同級生や大好きな映画にインスパイアされてシンガーソングライターの道を目指して音楽学校へ。友人のギタリスト小野寺淳之介さんとともに、SpotifyやApple Music、YouTube Musicなどのデジタルディストリビューションサービスを通じて、自分の歌を配信し始めます。

最初こそ鳴かず飛ばずの瑛人さんの歌でしたが、ハンバーガー屋でアルバイトをしながら地道に活動していた努力のかいあってか、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのNAOTOさんが、この瑛人さんの「香水」のYouTube動画を見てまねるようになったことがきっかけで、次から次へと芸能人がまね始めて、折しも世間はコロナで外出自粛中、そんな状況の中口コミで拡がっていき、「瑛人」、「香水」が検索上位に表れてきたようです。

その後、YouTubeなど再生回数を爆発的に伸ばして、ついには5月25日Billboard Japan総合1位に輝くという、芸能事務所やレコード会社などを通さない独立系アーティストとしては初の快挙を成し遂げました。

※デジタルディストリビューションサービス:アーティストが自身の楽曲をSpotifyやApple Music、YouTube Musicなどのプラットフォームで配信する、音楽ディストリビューションを取り扱うサービスのこと。

余談:「香水」ドルチェ&ガッバーナの売れゆき

画像
PR TIMESビューティー@PRTIMES_BEAUTY(https://twitter.com/PRTIMES_BEAUTY)より引用

 

ちなみに、瑛人さんが歌う「きみのドルチェ&ガッバーナ~のその香水のせいだよ~♪のヒットの影響から、実際の「ドルチェ&ガッバーナ」の売れ行きが通常の4倍になったとか・・・、効果絶大ですね。



瑛人のプロフィール

瑛人OFFICIAL SITE(http://www.eitoofficial.com/)より引用

氏名・年齢・出身地

氏名:高橋瑛人

生年月日:1997年6月3日

出身地:神奈川県横浜市旭区

瑛人のプロフィールをさらに掘り下げて・・・・。

3人兄弟の末っ子で、野球大好きな少年時代を過ごしてきた瑛人さん。そんな彼が歌に目覚めたのは、一番上のお兄さんがカラオケ好きで、お兄さんとカラオケで歌っていたことがきっかけのようです。

それだけではなく瑛人家は、この長兄のお兄さんをはじめとして、音楽好きのおじいちゃん、自宅にはビンテージもののギターやマンドリンなどがあったという・・・・、この時点で、もう彼が音楽の道へいくと決まっていたような、そんな感じもしないでもないですね。

そして小学生になった瑛人さんは、おじいちゃんやご両親からアコースティックギターをプレゼントされるなどして、こんな風に物心ついたころから当たり前のように音楽に携わっていたようです。ご家族は、彼には音楽センスがあるとなんとなく感じ取っていたのでしょうか・・・。とてもたいせつな感覚です。子供の才能を伸ばすのにはとても重要な感覚。

しかし、中学生になった瑛人さん、音楽への興味が少し薄れて野球三昧の日々を過ごし始めます。まあ、子供の頃の、この浮気癖は良くある話です。その後高校に進学してクラブ活動にダンス部を選択。ここで少し音楽の世界へ軌道修正されてきた感じでしょうか。

高校卒業後は、進学もせず会社に勤めるでもなくフリーターの日々を過ごす瑛人さん。自分はいったどんなことをやりたいのか、日常生活の物足りなさや無力感を感じて日々を過ごします。

そんな中、高校のダンス部仲間がダンスへの夢をあきらめることなく突き進んでいく姿にインスパイアされ、家族から買ってもらったアコースティックギターを取り出して音楽学校へ通い、シンガーソングライターの道へ・・・・。

その後はご存知のように、「Hip Hopは歌えない」「シンガーソングライターの彼女」などをリリース。芸能事務所やレコード会社などに所属することなく、Apple Musicなどのデジタル配信の独立系アーティストとして、フリーターとの二足の草鞋を履きながら、シンガーソングライターとしてデビュー。

デビュー当初しばらくは鳴かず飛ばずでしたが、この「香水」で大ヒット。現在に至ります。

【瑛人】とは?彼の歌う「香水」の人気とプロフィールを徹底解剖!!|まとめ

瑛人OFFICIAL SITE(http://www.eitoofficial.com/)より引用

友人の奏でる穏やかでやさしくノスタルジックなアコースティックギターの音色。そして、その穏やかで優しい歌声を届けてくれる瑛人さん。

その歌声を通して伝わってくるのは、現代の日本の生き辛さ、特に若者が夢を持つことが難しいとされるその空虚感。

見えない抑圧や不安感、彼の歌はそんな何ともやるせない現代の闇を、その闇に対して怯むのではなく、そして、あきらめるのでも、怒るのでも、戦うのでもなく、そっと穏やかに受け入れながらも、そのくせ認めずに抵抗しているような、穏やかな頼もしささえ感じます。

瑛人さんの今後の活躍が楽しみですね。

みんなでシェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です