
いきなりですが、私は運転が大の苦手です。
運転頻度は、お休みの日にスーパーにお買い物に行く程度。
いわゆる「サンデードライバー」(日曜だけ運転=未熟なドライバー)です。
車の合流地点ではいつも緊張して手に汗握っています。
このままでは、ちょっとこわいおじさんに車の窓をたたかれ、怒号をあびせられ、あおり運転で追いかけ回されかねません。
さらに恐怖なのは交通事故を誘発したり、自身が事故を起こしかねないということです。
そんなことにならないよう、今回はサンデードライバーの特徴と楽しんでドライブするための運転方法を調べてみました。
ちょっと意識を変えて運転するだけです。
私自身、この方法で「隣に乗ると怖い」とは言われなくなりました。
目次
サンデードライバーは、まっすぐ走れない
運転中、肩に力を入れすぎて、車から降りたら全身疲れていたってことはありませんか。
力を抜いてリラックスして運転ができれば、より周囲に注意を向けることができるようになります。
快適なドライブの第一歩です。
サンデードライバーの人は、ドライビングポジションが適正ではなかったり、視点が近すぎるといった特徴が見受けられます。
そのような体勢だと力みすぎてしまい、車がふらふら走行になってしまうことがあります。
つまり、直進の道なのにまっすぐ走れないということです。
まっすぐ走れないとハンドルを力いっぱい握ったり、余計に疲弊してしまいます。
意識を変えるだけ ~最後までドライブを楽しむ運転方法~
ドライブを終えて、車から降りる時「あー疲れた」ではなく「あー楽しかった」と思いたいですよね。
肩の力は抜いて、考え・意識、運転姿勢を変えて運転してみてください。
車線の中央を走るイメージを意識する
まっすぐ走るおすすめの方法は「2本の平行線の真ん中を走行している」と意識することです。
運転席である自分の位置が、走行中の車線の真ん中に来る感覚で運転するのです。
ただし、ラインばかりを気にしすぎると、視線が下向きになって走行が不安定になってしまいますので、ご注意を。
正しいドライビングポジションを意識する
正しいドライビングポジションを意識して運転すると、肩やハンドルを持つ手に変に力が入ることもなくなります。
では、そもそも正しいドライビングポジションとはどのような体勢なのでしょうか。
JAF(日本自動車連盟)の記事には以下のように記載されています。
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- 深く座ってブレーキを強く踏み、膝関節に余裕のある座席位置に調整。
- ハンドルを180度切ったとき、背もたれから背中が浮かないのが理想。
- ミラー類は正しい乗車姿勢で調整し、上下左右で映りの偏りに注意。
ハンドルにしがみつくような姿勢は、視界が狭くなってしまいます。
いざというときに素早いハンドル操作ができません。
サンデードライバーの人の特徴として顕著に表れるのがこの姿勢です。
運転に自信がなくて、車のすぐ前を見ようとするためだと考えられます。
私もこの前屈み運転をしていました。
突然前に障害物などが来たときに素早くハンドル操作やブレーキを踏めるようにとしていた態勢でしたが、逆に動作を遅らせる姿勢だったとは、驚きです。
今一度、正しいドライビングポジションを意識しましょう。
サンデードライバーは、頻繁にブレーキをかける
楽しいドライブって、みんなでしりとりをしたり、歌を歌ったり、目的地や家までの道のりを笑いながら過ごすことではないでしょうか。
もちろん安全が第一ですが。
笑顔でドライブの必須条件、それは「煽られる原因は作らない」です。
後続車から煽られる原因のひとつに、頻繁にブレーキを踏む行為があげられています。
これもサンデードライバーにありがちな特徴のひとつです。
アクセルだけの速度管理が原因 ~周りに迷惑をかけない運転方法~
以前の私は、速度がのってしまったときに、不安になって無用なブレーキを踏んでしまうことが多々ありました。
アクセルだけの速度管理に不慣れだったからです。
重要なのは、急発進・急加速することなく、滑らかに加速をさせることです。
アクセルペダルの踏み始めをじわっと柔らかく踏むことで、それらを解消できます。
エンジンブレーキとの二刀流使い ~まるで上級者?!な運転方法~
ブレーキの変わりにエンジンブレーキを活用するのも手です。
前方の信号で停車することがあらかじめ分かっていれば、直前にブレーキを踏むのではなく、エンジンブレーキで徐々に減速していくといった使い方もあります。
私は速度が速すぎて、曲がりきれないカーブの時には、フットブレーキの前にエンジンブレーキで減速するよう心がけています。
エンジンブレーキを正しく使うことは、燃費にもよく一石二鳥です。
サンデードライバーは、急ブレーキやカックンブレーキで停止する

最近お付き合いを始めた彼女と、わくわく初めてのドライブデート。
やはり女性は運転の上手な男性に惹かれたり、惚れ直すものです。
楽しいデートになるはずが、赤信号の度にカックンブレーキをしてしまうと、彼女の気持ちは冷めてしまうかもしれません。
ちなみに、私は車酔いをする体質なので、そんなデートは終始げんなりです。
彼女と楽しいドライブにするためにもスムーズな運転方法を身につけましょう。
ブレーキは一定の踏力が重要! ~彼女が惚れ直す運転方法~
ブレーキ時にはあらかじめ停車する位置をしっかりイメージして、ブレーキの踏み始めから終わりまで、減速度を一定になるようにコントロールしましょう。

ブレーキの踏みはじめにスッと踏力を入れ、停止寸前まで一定の踏力をキープし、停止寸前にスッと踏力を抜くのです。
ブレーキは踏み始めが遅いと、ガクッと強めのブレーキが必要になるし、早過ぎても途中で弱めてまた踏んでといった作業が必要になります。
これもサンデードライバーがやりがちな特徴です。
丁度よいタイミングの見極めにはスキルが必要なので、はじめのうちは少し余裕を持ってブレーキを踏み始めることを意識しましょう。
サンデードライバーは、状況判断が遅い
ネットが生活に欠かせないツールとなった昨今では、ビジネスにおけるスピード感は非常に重要です。
「すぐに動くこと」「すばやく判断すること」状況判断が早ければそれだけチャンスが巡ってくるし、さらには正しい判断であったならお客様の信頼度は上がりリピート客も増え、売り上げも上昇します。
唐突にドライブ技術とはかけ離れた話を始めてしまいましたが、サンデードライバーはこの「状況判断」が遅いという特徴があります。
早い状況判断ができれば、運転は事欠かないといっても過言ではない、肝心な技術なのです。
状況判断の速さと適格さが要! ~キョロキョロ運転方法~
状況判断は、獲得するのが至難な技でもあります。
かく言う私もまだ手にできているとは言いがたいのが、正直なところです。
以前、とあるTV番組でベテラン運転手が言っていた言葉です。

この言葉を聞いて私は愕然としました。
なぜなら私は普段、運転中はサイドミラーを見ていなかったからです。
今考えると大変怖い運転ですが、意外にサンデードライバーの人には多い特徴なのではないでしょうか。
当たり前ですが、判断をするためには状況を理解・認識する必要があります。
前ばかり見て、周りの状況を把握していなかった私に判断などできるはずがありません。
運転中は、サイドミラー・ルームミラーを見ることを意識し状況を理解するようにしていきましょう。
サンデードライバーの最後の頼り
何かを改善したいとき、自分で行動に移すことは大事ですが、自分だけではどうにもならないときや時間がかかるときがあります。
そんな時は、その道のプロや、便利な機能に頼りましょう。
プロに教わる
運転は経験を積むことで上手になります。
とはいっても、最初から公道で練習するのは怖いもの。
そんな時は、全国で安全運転研修を受講できるスクールなどもありますので、利用してみてはいかがでしょうか。
なかにはウェブトレーニングなるものもあります。
このコロナ渦でもオンラインであれば、安心して受講することができますので、ぜひ一度ご覧ください。引用元(https://jaf.or.jp/individual)
引用元(https://www.paperdriver-navi.com/)
アクティブセーフティの活用
サンデードライバーの強い味方がもうひとつあります。
それは、アクティブセーフティです。
あくまで補助的に利用するものですが、これがあれば心に余裕ができて、安全運転に集中してドライブすることができます。
アクティブセーフティとは
ちなみに、アクティブセーフティとは事故を未然に防ぐために開発された技術で、代表的な機能としては以下があります。
- 衝突軽減ブレーキ(歩行者や車が衝突しそうになったとき、衝突回避・被害軽減を支援する機能)
- 誤発進抑制機能(踏み間違えによる急発進を抑制する機能)
- 車線維持支援システム(車線の中央付近を維持して走れるように支援する機能)
おすすめのアクティブセーフティ搭載車
最近の車は日々日々進化しており、いろんなアクティブセーフティを搭載している車がたくさんあります。
- NISAN NOTE

- HONDA FIT

この2車は、セーフティー・サポートカー(交通事故の発生防止、被害軽減対策の一環として、国が定めた基準)の中で、もっとも安全性の高い<サポカーSワイド>に該当する車種です。
個人的にはFIT推しです。
過去に女性向けに発売された「She’sFIT」は自分が買う最初の車にしようと思っていたくらいです。
とにかく外観・色の可愛さと、IR/UVカット機能が標準搭載されていたことに惹かれたというだけのことですが。
サンデードライバーと自分から言ったくらいですから、車のことは詳しくありません。
エンジンやらサスペンションやらラジエーターやら一体何のことやらという初心者っぷりですので、ご容赦ください。
人間なら誰でも「ミス」を起こしてしまう可能性があります。
運転に不慣れで、経験・知識が足りないサンデードライバーならなおのことです。
アクティブセーフティの機能もうまく活用して、今後も事故を起こさないよう努めましょう。
【サンデードライバーの特徴】楽しいドライブにするための運転方法まとめ
いかがでしたでしょうか。
いくつか当てはまる特徴はありましたか?
- 正しいポジショニングで力みをとってまっすぐ走ろう
- じわっとアクセルで頻繁なブレーキを防ごう
- 楽しいデートにするために絶妙なペダル操作を習得しよう
- 状況判断が早い人はドライブもビジネスもうまくいく!
- 困った時のプロ頼み
みなさん安全運転を心がけて、快適で楽しいドライブ生活を始めましょう。
運転中はキョロキョロするなと言われていますが、私は左ミラー、右ミラー、ルームミラーと後ろの状況など常に数秒毎に目線を動かしチェックして運転しています。
キョロキョロすることが安全運転の秘訣です。