
先に、お伝えします。

妊婦さんは、ホルモンバランスが、大きく変化します。
精神的に不安定になっている中、「流産」なんて言葉聞いただけで怖いですよね。
たださえ、お腹の子の健康が心配で、ネットで検索する日々、、、
ネットの内容に、一喜一憂しちゃいますよね。
そんな中、

このようなことを、言われたこと、耳にした経験はありませんか?
妊婦さんに何てこと言うんだ!!って思いますよね。

目次
そもそもなんで運転がダメって言われるの?

なぜ運転は、流産のリスクを高めると言われているのでしょうか。

ホルモンバランスの変化
妊娠中は、ホルモンバランスが急激に変化します。
特に、妊娠初期は、かなりホルモンバランスが不安定です。
つわりなどで、体調が万全ではありませんよね。
出発する前は、体調万全だったとしても、運転中、急に気分が悪くなる可能性もあります。
また、突然の眠気、集中力の低下により、事故を引き起こす可能性が高まります。

ホルモンバランスのせいだったのね。
体型の変化
週数が進むにつれて、だんだんお腹が大きくなりますね。
体を動かすのも、一苦労です。
お腹が大きくなって、ハンドルとの距離が近くなるため、操作も難しくなります。
また、体をひねる動作など、体を動かしにくくなり、横や後方の安全確認も不十分になってしまいます。
お腹が大きくなるにつれて、足元も見えづらくなったりと危険です。
急ブレーキをかけた際に、お腹に力が入る可能性もあります。
突然のトラブル
同じ姿勢でいると、大きくなった子宮が、静脈を圧迫して、血流障害を起こし、脳貧血になることもあるようです。


運転中に、急なお腹の張りを感じる可能性があります。
運転中に、お腹が張ったら、運転どころじゃなくなりますよね。
また、臨月に近づくと、突然の陣痛・破水の可能性も考えられます。
交通事故に巻き込まれる

妊婦さんだけではありませんが、こちらがしっかり注意していても、事故に巻き込まれる可能性があります。
事故にあった際に、強い振動がお腹に加わったり、シートベルトがお腹を圧迫し、流産になる可能性がでてきます。
妊娠中の運転で注意しておくべきこと

日常的に車に乗っている方が、妊婦さんになったから運転するな!と言われても、無理がありますよね。

長時間の運転は控える
妊娠中は、ホルモンバランスの関係で、集中力が低下します。
また、体調の変化が起こりやすいため、急に吐き気、お腹の張りなどのトラブルを起こす可能性があります。
遠出した際、渋滞に巻き込まれたり、高速道路を使用した時に、トラブルがあっても、すぐに休憩することが出来ません。
どうしても遠出しないといけないときは、こまめに休憩をとってください。

一人での遠出の際は、可能な限り、公共機関を利用したいですね。
体調が悪いときには運転を控える
これは納得ではないでしょうか?
「すぐそこだから、、」「このくらいなら大丈夫」と軽く考えないようにしましょう。
体調にちょっとでも違和感を感じたら、運転は控えましょう。
体調不良はもちろん、陣痛の時も運転は控えましょう。

シートベルトは装着しよう

(座席ベルト及び幼児用補助装置に係る義務の免除)第二十六条の三の二 法第七十一条の三第一項ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。
一 負傷若しくは障害のため又は妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上又は健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき。
健康上問題がある場合に限っては、シートベルトの着用を免除されています。
しかし、
免除=シートベルト不要ではありません。


正しいシートベルトの付け方
- 腰ベルト、肩ベルト、共に着用します。
- 腰ベルトは腹部のふくらみを避け、腰骨の低い位置に締めます。
- 肩ベルトは首と腹部にかからないように、肩から胸の
間、腹部の側面に通します。
- シートベルトが外れないように、金具はしっかりととめます。
引用:警察庁HP
シートベルトの着用は、母体と胎児を守る大切な手段です。
お腹の赤ちゃんのためにも、シートベルトをしっかりと着用するようにしましょう。

母子手帳を携帯するようにしよう
母子手帳は必ず携帯しましょう。
万が一のことがあった際、妊婦、お腹の赤ちゃんの状態を、スムーズに把握することができるため、かかりつけの病院以外で、処置が受けやすくなります。

知っとくと安心情報

少しでも安心したマタニティライフを送れるように、妊娠中に便利だった情報をお伝えします。
ママサポートタクシー

どうしたらいいのかしら
ママサポートタクシーをご存知でしょうか。
妊婦さんはもちろん、3歳未満のお子さんがいるママも利用できるサービスです
- 陣痛のとき
- 定期の妊婦健診や買い物のとき
- 子どもの急な発熱時など


詳しくはHPをご確認ください。第一交通HP
配達サービスの利用

引用:生協公式HP

買い物って運転だけではなく、重い商品を運んだりと、負担が大きいです。
宅配サービスを利用すると、ご自宅の玄関まで運んでくれるので、すごく便利です。

椅子に座ったまま注文できるので、楽ちんです。
楽すぎるので、買いすぎには注意しましょうね。

料理を頼むのも怖いなぁという方にはお弁当の宅配もありました。
食材宅配はいろいろありますで、ご自身にあった宅配サービスを選んでみてください。
マタニティ シートベルト

引用:https://www.nihonikuji.co.jp/item/image/maternityseatbelt_new/top.jpg
マタニティシートベルトとは、座席に取り付けるシートベルト型の妊婦専用補助用具です。
太ももなど腹部よりも、下の位置にベルトを通し、妊婦さんの体を固定します。
シートベルトの腹部への圧迫を、回避することができるので、車の中でゆったりと安心して過ごすことができます。

妊婦が車の運転すると流産するって本当?運転が及ぼす本当の影響とは まとめ

いかがでしたでしょうか。
運転は禁止というわけではありませんが、妊娠前より注意して運転しないといけませんね。
妊婦さんの体調は日々変化します。決して無理はしないようにしましょう。
お腹の子を守れるのはお母さんだけです。
ご家族や周囲の人に、頼る勇気を持つことが必要です。
自分とお腹の子を第一に考えましょうね。
約10ヵ月は、長いようで短いです。
後悔しないように、楽しいマタニティライフをお過ごしください。