
私たちの連絡手段として当たり前の存在になりつつある無料通信アプリのLINE。
総務省の発表よるとその普及率は驚異の86.9%にもなります。
しかし私たちの生活を支えているLINEに関する、衝撃的なニュースが世間をざわつかせています。
それがLINEの個人情報が中国から閲覧できる状態だった問題
LINEの管理体制に不安を抱いている人も多いかと思います。
そこで今話題になっている最新アプリ【エアレペルソナ】と【LINE】の違いを分かりやすく解説していきます!
目次
信頼を一気に失ったLINE

今回報道されている内容の問題点はLINEに業務委託された中国の関連会社から日本のサーバーの一部が2年以上前から閲覧できる状態だったということです。
親会社のZホールディングス(ZHD)によると、ラインはサービスに使う人工知能(AI)の開発などを中国・上海の関連会社に委託。システム開発の過程で同社の中国人スタッフ4人が日本のサーバーに保管されている「トーク」と呼ばれる書き込みのほか、一部の利用者の氏名、電話番号、メールアドレスなどを閲覧できる状態になっていた。
こうした状態は2018年8月から続き、4人は少なくとも32回、業務上の必要から日本のサーバーにアクセスしていた。ZHDは「日本の責任者が管理をした上で実施していた。今のところ不適切なアクセスはない」と説明するが、外部から指摘を受け、今年2月24日にアクセスできないよう措置を講じた。
引用元:毎日新聞
この報道を受け、総務省は採用活動などで利用しているLINEのサービスを停止することを発表しています。
国を巻き込んだ大騒動になりつつありますね。
【総務省、LINEの使用中止へ】https://t.co/Mdwkt5rivG
無料通信アプリ「LINE(ライン)」利用者の個人情報が、中国の関連会社で閲覧可能な状態になっていた問題を受け、武田良太総務相は19日、総務省が採用活動や意見募集などで使っている同社のサービスの運用を停止する考えを示した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 19, 2021
LINEもClubhouseもマイナンバーも・・・中国に漏れてるのかなぁ。
日本製のエアレペルソナを使う事にしようかな。
今気になってます。
使ってる方いますか??— Kei Utsuki (@keiphotostudio) March 17, 2021
【エアレペルソナ】と【LINE】違いを徹底比較

エアレペルソナはLINEと同じく無料通信アプリですので、メッセージのやり取りや通話が無料です。
ではこの2つのアプリの違いを比較していきましょう。
アプリの原産国
エアレペルソナ
東京都中央区銀座に本社を置く「Airlex株式会社」が開発した完全国産アプリとなります。
食品や電化製品でも国産=質がいいみたいなイメージがある人は多いので人気が出そうですね。
LINE
元々は韓国最大のインターネットサービス会社のNAVER(ネイバー)が親会社です。
しかしLINE自体はNAVERの日本運営法人である、NHN japanが開発・配信をしているので完全な外国産アプリではありません。
アカウント登録
エアレペルソナ
メールアドレスの登録だけでアカウントが作れます。
個人情報を元々登録しないので漏洩の心配がなく、メールアドレスのみの登録なので電話帳との連携は一切ありません。
しかし連携がない分、友達を1人1人追加していく必要があるので、面倒に感じる人もいるかも…?
LINE
大きな違いはまず、LINEは電話番号の登録が必須なところでしょうか。
以前はFacebookのアカウントと連携させてLINEのアカウントを作ることができましたが、2020年4月にFacebookログインによるLINEアカウントの新規登録サービスは終了しています。
電話番号を登録しているので自分のスマホの電話帳に登録している相手全員と繋がる可能性があるのはメッリトでもあり、デメリットでもありますね。

利用可能なIDの数
エアレペルソナ
1つのアカウントでいくつものID(カード)を使い分けて利用します。
分かりやすくいうと友達、同僚、家族など、やり取りをする相手によってカードを切り替えて、アイコンや表示される名前を簡単に変更できるイメージです。
彼氏や彼女とのラブラブ写真も上司に見られることなくアイコンに設定できます(笑)
ちなみにカードの切り替えはこんな感じでタッチ1つでできるので、かなり楽です。


LINE
1つのアカウントにつき1つのIDしか持てないので、アイコンや表示される名前は相手が誰であろうと設定された1種類のみです。
これを変えたい場合はアカウントを2つや3つ作る必要があります。
プライバシー管理
エアレペルソナ
シークレットモードというものが存在して、作成したカードごとにロックをかけることができます。
例えば秘密事項が多い仕事用のカードや、絶対に見られたくない親友との恋バナなどプライバシーを守りたいところにだけロックをかけられます。
もちろんカードごとに違うパスワードが設定できます。
LINE
ロックをかけることはできますが、パスワードを入力しないとLINEアプリが開かないというものです。
絶対に突破されないパスワードなら安心ですが、1度ロックを破られてしまったら会話の内容は全て筒抜け状態に。
毎回のパスワード入力が面倒すぎて、ズボラな私のスマホはロックなしの放し飼い状態ですが、これは便利な機能ですよね。
メッセージの編集
エアレペルソナ
間違った相手にメッセージを送ってしまったり、内容が違っていた場合でも編集して訂正することやメッセージを取り消すことができます。
これはなかなか嬉しい機能ですね。
ちなみに相手にはメッセージを取り消したことは通知されません。
LINE
1度送ったメッセージの編集はできません。
メッセージを取り消すことはできますが、相手の画面には「メッセージの送信を取り消しました」としっかり表示されます。
「メッセージの送信を取り消しました」なんて画面に出ていたら逆に何が送られていたのか気になってしまうのが人の性。
送った内容をごまかす言い訳を一緒に考えておきましょう。
ちなみに相手が使っているLINEのバージョンによっては相手の画面からメッセージが消えないこともあるので要注意!
この機能の違いはだいぶ大きい気がします!
グループトーク
エアレペルソナ
グループを作成して複数人でのグループトークをする場合に、同じグループ内に繋がりたくない人が居ても、その人から個人的にメッセージがくることはありません。
LINE
グループトークをした場合同じグループ内に繋がりたくない人が居ても、個人的にメッセージが送られてくる可能性があります。
エアレペルソナを実際に使ってみた!

エアレペルソナをインストールして、実際に使ってみたのでLINEとの違いや感想、使用感についてお伝えします。
見た目
アプリを開いたときに表示される画面がこちら。

良くも悪くも、かなりシンプル!
LINEのような着せ替えはなく、ライトモードとダークモードの2択のみ!
メッセージの文字色は自分で好きな色にカスタムすることができます。
通話・ビデオ通話
音声のみの通話とビデオ通話ができます。
実際に電話をしてみましたが雑音もなく、普通に会話ができました。
既読
エアレペルソナでもメッセージを読むと、相手に既読がつきます!
LINEの機能だと思っていたので少し意外でしたね。
+αの機能
LINEのようなゲームやニュースは現状ありません!
通話、トークで連絡を取るだけのものと思ってください。
広告も一切表示されないのでストレスはあまり感じませんが、今後機能が増えたり広告が表示されたり変化するかも?と思っています。
友達追加方法
友達を追加させる方法は3つ。
・QRコードの読み取り
・IDを入力
・メールでの招待
以上の方法となっています。
追加したい友達が目の前にいる状況ならQRコードの表示が一番楽な方法だと思います。
QRコードは自分がそのとき開いているカード専用のQRコードが自動的に表示されます。
会社の取引先と仕事用カードで友達になるつもりが、うっかり自分のプライベート用カードがそのとき開いていた場合、自動的にプライベート用トークルームトークへ友達追加されてしまいます。
友達追加するときは、自分が開いているカードを確認してからにしましょう。
【エアレペルソナとLINEの違い】今話題沸騰中の最新アプリを徹底解説!まとめ

エアレペルソナとLINEの違いをお分かり頂けましたか?
個人情報が漏れた可能性を考えると、LINE以外の連絡手段を早めに考えておいた方がよさそうですね。
エアレペルソナも無料アプリなので、試しにインストールしてみてはどうでしょうか。
他にもLINEに代わる無料アプリはあるので、知りたい人はこちらもチェックしてみてください。