子供がご飯を自分で食べないときの対処法は?保育士動画と本5選|後編

さて後編では、親と子供、ともに効果のあった動画一つと、本を4冊ご紹介します!

経験から感じたのは、子供を変えるより大人がまず育児に対するマインドを変える方が手っ取り早かったです。

何よりむやみにイライラしなくていいので疲れない!(←大事)



子供がご飯を自分で食べないときに参考にしたもの

こちらでは色々紹介しておりますが、現役保育士さんの動画で紹介されている方法が一番効果があったように思います。

子供が動いてくれる魔法のような言葉がけ

【はやくして!と言わなくても子どもが動いてくれる裏技】

前編でご紹介した【効果のあった方法】はこちらから参考にさせていただいたもの。抜群に効きます(笑)

ポイントは、

  • せかされても子供には焦る理由がない
  • 小さな(簡単な)目標設定が何よりも大事

子育てに必要なのは、優れたママパパであるという能力ではなく、どうやったら子供目線に立てるかという知識だということがよく分かる動画です。

ご飯を食べてくれない時に子供が感じていること、それは食卓に並べられたものをみんな平らげないといけないとプレッシャーを感じているそう。

なので、

  1. ごくごく少ない量で食べてもらう
  2. 成功体験を積ませる
  3. それを繰り返して完食できる

という、いわば一歩ずつ成功(完食)に近づくという作戦。

「そんな悠長にやってる時間無い!」という声が聞こえてきそうですし、実際そう思っていました。

が、姪っ子が自分でようやく食べるようになってきた今思うことは、子供の目線で一緒に頑張るというのは幼少期にこそ大事にしたい価値観でした。

大人から見れば一見遠回りのようですが、子供にとっては自分でできるという成功体験を育む手段でもあったりします。

自分で食べられる価値観を子供が持ってくれれば、結果、大人にとっては非常に効率が良かったりします。

自分でできた、と実感する子供は本当に嬉しそうだし大人も楽しくなってしまいます。

我が家の場合ですが朝などの時間が無いときはなるべく手伝ってやって、食事への意欲のある昼や夜はこの方法を取り入れています!

本で親のマインドを変える

【ママも子どももハッピーになる!がんばらない子育て】

この本で影響を受けた情報は、

  • 親は完璧を目指さない
  • 価値観の棚卸しをする

という二つ!それ以外にも素晴らしいメッセージが山ほどある最高の本なのですが、ここでは絞ってご紹介します(笑)

キチンと育てなければと意気込み、食事に限らずあらゆることに完璧でいようとすると、できないこと探しをしてしまうママが多いそうなんです。

子供らしい自由さや気ままさを面白いと思えるには、親のいい加減さや柔軟な感性も大事だし、むしろときに完璧さは邪魔になってきます。

そして子供がご飯を自分で食べないことに苛立つときに考えたいのが、なぜ自分はイライラしてしまうのか?という価値観の棚卸し。

  • 頑張って作ったから、なのか
  • ご飯を粗末にしているようでイヤ、なのか
  • 時間が差し迫っているから、なのか

このように苛立ちポイントを分解して、イヤだと感じる背景を探っていきます。

そして、子供を叱ったりイライラしても大事にしたい価値観なのか、どうやったらイライラを収めることが出来るのか。

それについて今一度考えてみると、大事にしている価値観やアプローチの仕方を変えてみようという発想に至れるそうです。

あくまでイライラしていない冷静なときにやるのがいいです(笑)

この考え方のクセを持ってからは、イライラすることは格段に減りました。

できないこと探し、ついついしてしまうんですよね…。

【子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方】

イヤイヤ期、ご飯を自分で食べない時期に藁にもすがる思いで買いました。

どこまでを叱って、どこまでが叱り過ぎのラインなのかが分からない、しつけていても子供に「大好き」という思いが伝わればいいな…という人に本当におススメ。

ただ大きくなっていくことだけを喜んでいた時期から子供が成長するにつれ、このくらいのことはできて欲しい・できるでしょうと、子供の能力に対する期待が大きくなっていきます。

これがいい方向に働けば子供は成長するきっかけにできますが、実は多くの親は、子供の現状以上の期待をかけていることが多いそうなのです。

なので、

  • ご飯を自分で食べなくてもok!
  • そのうち出来るようになる
  • 年齢や他の子の発達と比べた過剰な期待はかけない
  • できたらすかさず褒める(できてなくても気にしないのもセット)

という、親も子供も楽になる方法を提示してくれています。

叱り方よりも実は褒め方のほうがずっと重要で、適切なタイミングと言葉で褒めることができれば、そもそも叱ることはグッと減るという言葉に感銘を受けました!

絵本で子供にアプローチ

【こどもルールブック よくできました!】

3歳以上のお子さんがいる方におススメ!可愛いイラストで46の大事なことを学べるしつけ絵本。

ややページ数とセリフが長いかな?という印象もありますが、子供には知っておいて欲しい世の中のルールは大体この本で学べると感じました。

  • お行儀よく食べる意味
  • 「だって」と言わない
  • ぬいだ服を片付ける
  • 自分の良いところ見つける

などなど食事に関するしつけや、今の子供の課題を親子で認識し一緒に取り組んでいけます。

多くのルールに対し、なぜそうしなければならないのかという理由がこの本で説明されているので、「なんで?」と訊かれたら説明できる力がつきます(笑)

【おなかのこびと】

体のことに興味が出てきた姪っ子に買ってあげた本なのですが、読んでいくうちに食育にも繋がってる!と気付いた素敵な絵本です。

お腹の中には子供とそっくりなこびとがいて、そのこびとが何をしてくれるか、何をしたら喜ぶか、いいウンチ、悪いウンチの秘密などを楽しく学べます。

姪っ子が自分で野菜を食べられたときに「お腹のこびとも喜ぶねぇ」と声をかけたら、「そうなの?じゃあもっと食べる!」となったのが可愛かったです(笑)

当時、超偏食だった息子さんに向けて書いた絵本だとあとがきには書かれていたので、食べが悪い子供には響くはずです!

子供がご飯を自分で食べないときの対処法は?保育士動画と本5選|後編まとめ

いかがでしたでしょうか?

前編では個人的に効果のあった方法をご紹介し、後編のこちらでは動画で紹介されている方法や本を読んで効果のあった方法をご紹介しました!

少しでもご参考になれば幸いです。

前編はこちらから

子供がご飯を自分で食べないときの対処法は?効果のあった方法7選|前編

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