子供がご飯を自分で食べないときの対処法は?効果のあった方法7選|前編

子育て中の皆さま、毎日本当にお疲れさまです!

食事は365日、一日3回はあるので、そのつど悩むのってもの凄く辛いですよね。

姪っ子の母である私の姉も、姪が2歳から3歳半になるまでご飯を自分で食べない状況が続き、よく悩んでいました。

こちらの記事では、もうすぐ4歳になる姪っ子が自分で食べるようになった具体的なきっかけ、そして参考になったと言っていた動画や本を姉に教えてもらったので、ご紹介していきますね!

悩みの渦中にあって辛いあなたの助けになれば幸いです。



子供がご飯を自分で食べないときに効果のあった方法

姪っ子が2歳を過ぎたころ、二人目の妊娠もあってかイヤイヤ期と、それまできていたことができなくなる時期が一年くらい続きました。

ある日突然言われる「ご飯食べさせてー」

それまでは自分で食べることができていたのに、急に、ご飯を食べさせてほしいの」と甘えてくる子供。

自分のことは自分でして欲しいと思っていただけに、親としては頑張らなきゃいけないことが増えた…と、正直ガックリきますよね。

子供にきいてみた

どうして自分でご飯を食べないのか、おしゃべりが上達して一日中しゃべっている姪っ子にきいてみました。

子供「ママが好きだから食べさせてほしいの」

ふむふむ。

私「でもママも自分のご飯が食べられなくなっちゃうから、ママとあなたで交互に食べるのはどう?」

子供「そうする!」

大好きなパパママや家族にご飯を食べさせて欲しい、というのは甘えている証拠ですよね。

その理由に、妊娠した姉が自分だけのママじゃないと実感しているという裏返しでもあると感じました。

交互に食べる作戦が薄れたときには、

効果のあった方法

  • 好きなおかずを作る
  • ご飯もおかずも大人の想像以上に少なく盛る
  • 型抜きや飾り切りなどで盛り付けを可愛くしてみる
  • 「ご飯を自分で食べてるカッコいいところを見せて」と、親や大人に良いところを見せたい気持ちを煽る
  • クリスマスや誕生日が近いときに、「しっかり食べる子のところにプレゼントが来るかもよ」と、想像させてみる

箸やコップを用意する配膳、自分の茶碗にご飯をよそう、サラダなど簡単な料理を手伝わせるなども効果がありました。

座って待たせてご飯を出すより、食事の準備からやってもらったときの方が自分で食べる率は高かったように思います。

あと、なるべく子供の要望を訊いてみるのも効果がありました。

茶碗に盛られたご飯よりおにぎりが良かったらおにぎりにしてあげるとか、可能な限り少ない量にしてみるとか。

子供がご飯を自分で食べないときに知っておきたいこと

手がかかる=自我の芽生えだったり、自分らしさを表現している時期、とも捉えることができるそうです。

それはつまり、素直な感情を出せる環境に身を置いているという、子供にとっては幸福なことでもありますよね。

子供の頃をふり返ってみても思いますが、親への信頼や愛情がないとそもそもワガママって言えませんでした。

できていないことを見つけては減点するのではなく、時に諦めや、良いこと探しをすると突破口が開けるかもしれません!

何をしても自分で食べないときは食べない

タイトルを見て、「いや子供がご飯を自分で食べないから悩んでるのに!」って思いますよね。

 

しかし育児には、諦める気持ちが必要になってくるシーンが多々あります。

親がどんなにあの手この手を使っても、うんともすんとも言わない子供…という経験ないですか?

そういう時は、育てている親が悪いとか子供が悪いとかではなく、誰が育てても大体こうなるという認識も大事になってきます。

大人だって、気が進まないことって何年経ってもどうしてもできないですよね。

ダイエットとか語学学習とかその最たるものです…。

育児書による個性と発達の観点などから考えても、できないことをできるようにする!と意気込むより、今の子供の課題を明確にして親子一丸となって少しずつ成長していくことを目指すくらいでいいそうです。

幼稚園・保育園では頑張れる

家でご飯を自分で食べないのに、幼稚園ではお弁当や給食を完食してくる。

という状況に疑問を持っていた時期がありました。

幼稚園や保育園に通わせている子供が先生の言うことをよく聞き、家で過ごす以上に頑張ってるってこと、ありますよね。

それは幼稚園や保育園に行くことが、大人にとっての仕事に行くことと同じくらいのストレスだそうなのです。

外に出たら自分なりに頑張る、家ではリラックスしているから親に甘えが出る。

という事情を知った時、厳しくしつけることや、自分でできることを全部自分でやってもらうという感覚が少し薄れた気がします。

外で頑張った分、家ではやっぱりリラックスさせてあげたい!

褒めるハードルをとにかく下げる

子供のできていないことって、ずっと気になってしまいますよね。

どうせ自分で食べないんだから、用意するのが嫌になってしまう…と思い詰めるくらい。

余裕があるとき限定ですが、

  • 食卓のイスに座っただけで偉い
  • ひと口だけでも自分で食べて偉い
  • 食べさせてもらったあとは自分で食べて偉い

と、褒めるポイントをとことん下げてみました。

子供も、褒められた方がやる気が出ますし、何より大人も気持ちが楽になりますよね。

お菓子は食べるのに

不思議なことにお菓子を食べさせて~って言われることってほとんどないですよね、我が家だけじゃないはず(笑)

  • お菓子=美味しい、簡単に食べられる
  • 食 事=美味しいと感じないこともある、食べるのが大変

という違いを理解してから、お菓子の量を減らす、なるべく子供が好きなおかずを作るなどの工夫もしました。

まあそれでも食べないこともありますが!涙

期間限定の悩み

子供の年齢によって、育児の悩みって本当に様々ですよね。

ミルクの飲みがイマイチで体重が増えない赤ちゃんの時期、ご飯を自分で食べない時期、生意気な口をきくようになった時期…。

 

悩んでいる時は、毎日同じことでイライラ・不安になっている」と思いがちですが、これが3ヶ月、半年、一年経つ頃には、「そういやこんなことで悩んでいたっけ笑」と、懐かしい思い出に変わっていることって育児にはよーーーくありますよね。

なので、

  • いつかは時間が解決する
  • 中・高生になっても「食べさせて」とは言ってこない

という、子供の少し未来を想像することで、今抱えている悩みも少しマシだと思えたりしました。

むしろ今ぶつけられているワガママが愛おしくなるくらい(笑)



子供がご飯を自分で食べない時の対処法とは?効果のあった方法7選|前編まとめ

子供の性格や育てている環境によって、どんな方法でなら育児が上手くいくか分からないですよね。

巷でよく紹介されている方法が我が家では合わなかったりしたので、姪っ子自身をよく観察した声がけ、保育士、医師、臨床心理士などの専門書のアドバイスを参考にしました。

悩みの渦中にあって、つらくて仕方ないあなたの参考になれたら幸いです!

動画や本を参考にして効果のあった方法、マインドが変わった方法をご紹介した後編もぜひ読んでみてくださいね。

子供がご飯を自分で食べないときの対処法は?保育士動画と本5選|後編

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