リトルピカソという名前の由来は?込められた思いと誕生秘話に迫る!

当サイトでも、様々な切り口でリトルピカソのサービスや商品などについてご紹介しておりますが、今回は、【リトルピカソ】という名前の由来や、サービスが生まれた背景についても探っていきたいと思います。

リトルピカソは直訳すれば、【LittlePicasso=幼き天才】と受け取ることが出来そうですが、果たしてどうなのでしょうか?

そして、事業代表者、手塚隆子氏の思いと、経歴なども併せて調べていきたいと思います。



リトルピカソという名前の由来は?

子どもの絵を、カバンや雑貨にするというサービスに【リトルピカソ】という名前をつけた由来は、残念ながら辿り着くことが出来ませんでした。

その理由に、

⑴リトルピカソのサービスが始まったのは2020年と間もない

⑵上記の理由から、webメディアでのインタビュー数が少ない

⑶インタビュー受けた場合の内容は、サービスの説明をしている場合が多い

このため、【リトルピカソ】という名前の由来やどんな思いを込めたか、までは、まだ語られていないようです。

Twitterで認知されてから注文が殺到している状況でもありますので、それらが落ち着いたころに、webでのインタビュー情報も増えてくるかも知れません。

リトルピカソというサービスが生まれた背景にも触れていきましょう。

リトルピカソが生み出されたきっかけ


大好きな子どもの絵。
大切にデザインして、ずっと使える雑貨に。
ファッション雑貨のものづくりに関わってきて、
たくさんの模様や色に触れてきました。

世にあるデザインの世界を超えた、とても豊かな子どもの絵。

絵の自由さや創造性は、ほんとうに今この瞬間だけのもの。

 

もともと子どもの絵は大好き。

甥っ子の絵が可愛くて、

絵でバッグを作って妹にプレゼントしたのが、

リトルピカソの始まり。

 

思い入れのある絵=デザインを暮らしに取り入れることで、心が豊かになる。

かけがいのない体験のお手伝いができたらとても嬉しいです。

引用元:リトルピカソABOUTより

 

ファッション雑貨などのものづくりに長く携わってきた、リトルピカソ代表の手塚隆子さん。

様々な色、柄、デザイン、多くの経験をもってしても、【子どもの感性は素晴らしく、その創造性をデザイナーがあえて表現することはできない】と、日ごろから感じておられたようです。

そして甥っ子の絵をバッグにデザインし妹さんに贈られ、妹さんだけでなく家族にもいたく喜ばれた経験から、「こういう物が欲しい人は、もっともっといるかも知れない!」という着想を得て、リトルピカソを発足させるに至ったそうです。

 

公式サイトでは、子どもの自由闊達な絵を、【小さなピカソさんたちの作品】という言葉を当てはめているので、そこから、【リトルピカソ(=小さな天才)】という名前を思いついたのでは?と私は推測しています。

幼少期を過ぎた大人は絵を描くとき、太陽は赤や黄色で葉は緑…といったように、世の中の事実や知識を元に絵を描くようになりますが、子どもの絵はそういった前提をまったく気にせず、思うように描きたいように描く絵が多いですよね。

大人から見ればそれは、【常識的に考えれば少し逸脱している】くらいの表現かも知れませんが、それこそが子どもの自由な感性を表現していることの証明であり、創造性が豊かな証拠でもあります。

そういった子どもの絵が好きでたまらない!という人には、リトルピカソはとても響くサービスだと言えると感じました。



リトルピカソ代表者、手塚隆子氏について

アパレル服飾雑貨のMDおよびデザイナー

リトルピカソ代表を勤める手塚隆子さんは、それまで京都のファッション業界でMD及びデザイナーとして長らく働いていたそうですが、ファッション業界が抱える問題として近年浮き彫りになった、在庫過多や廃棄ロスに悩むことが増え、【持続可能なものづくり】について考えるようになったとのことです。

 

MD…マーチャンダイザー。商品の企画から販売までを取り仕切る重要ポジション。

情報収集、情報を元に分析、企画、生産、管理など、商品開発と販売計画までをすべて見通して業務を行う。

 

廃棄ロス…ファッション業界の抱える問題及びサステナビリティへの移行について簡単に触れると、ファッション業界はトレンドの移り変わりが非常に速く、大量に作っては大量に廃棄するという、未着用のまま捨てらてしまう服が年間10億着以上あるという重大な環境問題を抱えています。

有名ブランド、バーバリーの売れ残り商品の焼却処分は2018年の問題ですが、記憶に新しいですよね。

 

トレンドを過ぎた商品でも値下げをして売れれば良いのですが、ブランド維持のために値下げをせず、捨ててしまうブランドも少なくありません。

そんな現実を日ごろから憂えて、廃棄の出ないものづくりという観点から、バイオーダーメイドシステムを採用したのかもしれません。

バイオーダーとはお客様から注文を受けて製作、という流れを取ることを指します。

完全受注生産となるので在庫を抱える心配がなく、製作に使われる素材も無駄にすることがない、と考えたと思われます。

参考サイト:ファッション業界の廃棄問題に立ち向かうサスティナブルな取組み

SDGsに該当するビジネスモデルを構築

令和元年12月19日、環境問題に配慮した取り組みが評価され、近畿経済産業局長賞ならびに、日本政策金融公庫グッドプラン賞を受賞されました。

新たなビジネスにチャレンジする輝く女性を顕彰し、京都から全国に向けて発信します。

京都府では、誰もが自らの意欲と能力を生かして未来を切り開き、夢や志を実現することができるような、起業家精神(アントレプレナーシップ)溢れるいきいきとした社会づくりを目指しています。

引用元:第8回女性起業家賞受賞についてー京都府

 

リトルピカソの、環境に配慮したバイオーダーシステムと、染色繊維業や縫製業といった伝統的な技術の担い手を守る目的が評価され、受賞される運びとなりました。

近年耳にする機会が増えた、SDGsの12番目に該当するビジネスモデルとしても評価されました。

 

SDGs…エスディジーズ。持続可能な開発目標。国連に加盟する193ヵ国で2015年から2030年の15年間で達成するために掲げられた。

12番目は【つくる責任 つかう責任】持続可能な生産と消費のパターンを確保するということで、資源の取扱いや、それらを踏まえた経済成長まで視野に入れる必要がある取り組み。

 

リトルピカソといえば【子どもの絵を身近な物に】という目的が分かりやすく、代表的なサービスにも思えますが、環境問題と働き手を守る取り組みにも着目し、ビジネスのなかに組み込んでいるのが個人的にはとても素晴らしいと感じました。

人に喜ばれる仕事で環境をも保全し伝統技術も守れるなんて、商売における一番理想的な【三方良し】の精神を地でいく、カッコいい仕事と言えそうです。

子どもとの思い出をカタチにするサービス

リトルピカソのように、子どもの身の回りの物を素敵なカタチにするサービスは他にもないのか?気になったので調べてみました。

赤ちゃん時代の思い出を世界でひとつのテディベアに

引用元:ロンパースベア

【rompers bear(ロンパースベア)】

こちらは、株式会社エンパシージャパンが手がける、ロンパースをテディベアに変身させてくれる素敵なサービス。

ロンパース(ベビー服)を2着用意し、デザインなどを決めて製作してもらうので、世界でひとつのぬいぐるみを手にすることが出来ます。

オリジナルあふれるぬいぐるみの存在はお子さまにとっては愛された記憶に繋がり、親御さんにとっては、育児に奮闘した思い出がいつでも蘇り、とても素敵ですよね。

リトルピカソと同じく、国内での受注生産、そしてすべて手仕事という徹底っぷり。

 

そしてさらに注目すべきは、【みんなのこども未来プロジェクト】と題し、様々な事情で家族ともに暮らせない子どもたちに、ロンパースを贈るという支援をされているということです。

商品売上の一部をこども未来プロジェクトの運用資金にあてることで、活動を続けられているそうです。

 

ロンパースベア参考情報

価格:¥14800~

納期:~約2ヶ月

しまわない、捨てない。子どもの手がけた作品をアートポスターに

引用元:コドモアイ

【kodomo.ai(コドモアイ)】

こちらはピリオドアイが手がける、子どもの作品を一枚の素敵なアートポスターにデザインする素敵なサービス。

通常納期約2週間のところ、現在は2ヶ月かかるとのことで、こちらも今注目されているサービスのひとつです。

お子さまの制作した絵や工作などを写真に撮って、画像送信もしくは現物を郵送で送ると、複数の作品を組み合わせて一枚のポスターにしてくれます。

 

A2、B3、A3のタテまたはヨコのサイズからお好みのサイズを選び、撮影時の影や細かいゴミ、汚れ、折り目、穴あき、色味変更、背景色変更などなど、作品にありがちな欠点も補正してくれるという嬉しいレイアウトも行ってもらえます。

 

一番人気のアートポスターから、おえかきアートポスター、アートブック、マグネット、ポストカード、アートパネルなどなど、その表現方法は多岐に渡ります。

しまいがち、捨てがち、取っておいても置き場や収納に困る子どもの作品…そんな親御さんの声に応えるこちらのサービスは、お部屋を彩るのにピッタリですね。

 

そしてこちらも、SOS子どもの村JAPANという国際NGOの活動に、商品売り上げの一部を寄付しているという社会貢献度の高い事業です。

アートポスター参考情報

価格:¥8400(A3サイズの場合)

納期:~2ヶ月



リトルピカソという名前の由来は?その思いとサービス誕生秘話に迫るまとめ

【リトルピカソ】という名前の由来は判明しませんでしたが、代表者の手塚隆子氏はファッション業界が抱える問題に真摯に向き合い、同時に、環境問題や伝統技術の担い手を守る取り組みをしていることが分かりました。

この記事で、ファッション業界が抱える問題、環境問題、近年話題になることが増えた、SDGsについても考えるきっかけとなれば幸いです。

リトルピカソで扱っているのは現時点ではバッグやチャームなどの服飾雑貨ですが、スマートフォンのケースについても要望の声が上がっているようです。

スマホケースは作成可能か?こちらの記事もおススメです。

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