人間関係を断捨離する効果とは?しないとどのような弊害がでるのか?

なかなか友達と会えない時期が続いていますがそんな中、リモート食事会や飲み会をしている人もいる一方で人間関係に疲れたり面倒になってきたと思う人もいます。

今どきはSNS上で知り合った人や、町内会の役員内での知り合い、ママ友といった深い仲とは言えないまでの友人もいて、その人たちにも気を使って疲れてしまっている人がいるのです。フォロワー数が何百人いる人とか、広い人脈があって社交的で羨ましいと思える人こそ、自分を押し殺して偽ったキャラで人間関係を築いている可能性が高いのです。

興味深いことにオックスフォード大学のロビン・ダンパー博士は、人は何人の人と付き合うことができるか、つまり適切な友達の数を調べた結果人脈が広い人でも50人ぐらい、さらに人の脳(大脳)の大きさからするとMAX150人ぐらいではないかということを科学的に述べています。

なので、ネット友達を含む大勢と人間関係を築くよりも、良い人間関係を作りそれによって自分の成長に繋げたり、よりよい人生にしてく方がよいのです。そこで、今年の年末年始の大掃除と一緒に広い人間関係も断捨離してみませんか。この記事では断捨離していく方法と、その結果得られる効果だけでなく、人間関係を断捨離する必要性についても述べていきたいと思います。

 



人間関係で疲れる理由とその影響とは

この質問をすれば、SNSをチェックしなくてはならないからとか、子供のためだから行きたくないけど付き合わなくてはならない、などという声が上がるかもしれませんが、つまりは、自分らしく表現(主張)ができないので偽ったキャラで相手によく見せようとしたり、合わせようとしているということです。これが人間関係に疲れてしまったり病んでしまう根本的な原因です。実際にこんな呟きは一例です。

このように、自分らしさを押し殺してネット上で、仲良くしたり人に合わせてばかりの付き合いを続けると、病気にかかりやすいということが分かっています。

人間関係に疲れてしまう心身への影響

人間関係に疲れてしまう他の影響を上げると慢性疲労、免疫力の低下、満足度が下がるといったことがあります。人間関係のストレスを避けるため、人前で素の自分を偽っていると、次第に心身ともに弊害がでてくるのです。

一度素の自分を押し殺して、相手に迎合してしまうと「そこまでしてくれる子なんだ、とかそこまでしてもいいんだ」というように見なされ、先のような弊害がでてくるので、自分らしさを出せない人間関係は断捨離した方がいいのです。次に、効果的な断捨離方法についてお話してきます。

 

効果的な断捨離とは

断捨離するから明日からブロックしたり、「あなたとは会いません、さようなら。」などとするのではなく、やんわりとフェイドアウトしてくという方法です。ポイントは、だんだんと距離をとってみるのです。その方法を具体的にご紹介します。

SNS上での断捨離

SNSといってもいろいろありますが、LINEだったら既読スルーするとか、Facebookやインスタだったら見ないといったことでも、相手と距離を置くことができます。LINEなら返信に時間を取られることもなくなりますし、インスタだったらフォローをやめるだけでもストーリーをいちいちチェックしなくてもよくなります。

だんだんフェイドアウトした例として私は以前、一緒に仕事をしていた同僚から自分のブログを読んでみてほしいといわれたことがありました。私としては感心なかったのですが、一回だけ読んだら次はコメントまで残してほしいと言われ閉口してしまったことがあります。しかしスマホで、ネットを使い過ぎて制限速度がかかってしまい、彼女のブログ記事を読まないようになっていくうちに、彼女も何も言わなくなりました。

会う時間を減らす

会うことをやめてみると言うとハードルが高いので、会う時間を減らしてみてはいかがでしょうか。「今日は〇時迄で、失礼します。」とか「今回は都合がつかないからまた」。と言って次回参加する時に〇時迄で、と言って途中退室もいいと思います。ここぞという時だけ時間を取ることをお勧めします。

では仕事上は仕方ないと、割り切れない人はどうしたらいいでしょうか。

仕事上の人間関係に対処する方法

仕事上の人間関係はなぜ付き合うのかということを考えなくてはなりません。この人と付き合うことによって、どれぐらい儲けが出せるのか費用対効果があるとしたらそれはどれぐらいかなど。ビジネスでは、必ず利益を出していかなければならないので、限定的な付き合いで打算的に考える必要があります。

そして、自分の感情を否定するのではなく、自分の受け取り方を変えてみるという方法があります。つまり、起きている出来事を、どのように解釈し受け止めるかということを自分で変えるということです。これができる人は、ビジネス上の人間関係でもストレスが最小限に抑えられるそうです。

 



人間関係を断捨離する効果

今まで考えてきただけでも、自分を偽る人間関係には、とても時間が取られるということがわかりますので断捨離することで、自分の貴重な時間が増えるというメリットがあると思います。ここからは断捨離をする効果についてもう少し考えてみましょう。

  • 自分の時間が増える
  • 体調の改善
  • 幸福度が増す
  • 良い仕事ができる

上の点をまとめると断捨離をすれば自分の時間が増える、そうしたら体調をことができ、免疫力も上がる。そうなれば、体調の良い状態で良い仕事ができ幸福度も増す、という相乗効果が期待できます。人間関係の断捨離、可能な限りの距離感を置いてみてはいかがでしょうか。

 

人間関係の断捨離する効果とは?しないとどのような弊害がでるのか?|まとめ

人間関係は、なるべく良いものにしていくべきです。特に広い人間関係を持つとき、素の自分ではなく無理して作り合わせていると必ず疲れます。その他、慢性疲労、免疫力の低下、満足度が下がるといった弊害が出てくるので、勇気を出して断捨離をしてみましょう。

それには、やんわりとフェイドアウトしていく方法で、だんだん距離を置いていくのです。仕事上やむを得ない場合は、人間関係を築く理由を打算的に考えることは大切です。

このように、人間関係をリセットするならば自分の時間が増え、体調がよくなり、良い仕事ができ幸福度が増した生活が送れるのです。

今回は人に合せる人にフォーカスしてきましたが、そもそも人付き合いが苦手という人や、やる気がでない人もいます。そんな人のためのも、このブログは知恵袋となって情報発信しています。合わせてご覧ください。

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